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ピンインさんの高い壁
中国語を勉強してみよう!と、新しい扉をいざ開かんとワックワクの学習者。
扉に手をかけた瞬間、その手を払って立ちふさがる第一の壁。
ピンインさんです。
![](https://haradanatsuki.com/wp-content/uploads/2023/12/myedit_ai_image_1213112930.jpg)
おいおい、中国語って漢字なんじゃないんかい、なんでアルファベットなの?
なんでマーマーマーマー叫ばされてるの?赤ちゃんなの?
最初に中国語を勉強した時に、私が感じていたピンインへの理不尽感です。
でも、大事。だって漢字見ても発音できないもん。ふりがなだもん。
中国語の母音と子音の組み合わせは、全部で約400個。更に声調が乗ります。
それらの音を操れるようになるまで、結構な時間がかかります。
語学学習に完璧主義は禁物。ザーッと理解したら、ガンガン進みましょう。分からなかったら戻ってくればいいので。
高い壁を乗り越えた後に見える世界
ピンインがある程度読めるようになったら、漢字の便利さや文法のシンプルさのありがたみを享受しましょう。
やった!動詞の活用がない!漢字もわかる!わかるぞ!!
漢字って本当に便利なものです。簡体字に慣れれば、もう門構えなんてチマチマ書いてられない。
日本語との意味の違いを楽しんで、友人に自慢げに披露したり。
家族で東大王的なクイズ番組を見ていて、難読漢字を得意げに当ててみせたり。
簡体字の理不尽さを嘆いてみたり。いやあ、中国語って楽しいですね!
そして卒業
どんな人でも、必ず卒業しないといけない、それもピンインです。
教科書の文章を読む時、最初はピンインを見て発音しますが、そのうち漢字だけで発音できるようになります。
ピンイン、邪魔だな…と感じたその時は卒業のタイミング!
わからない漢字にふりがなを振る感覚で、部分的にピンインにお世話になることにしましょう。
ピンイン、今までありがとう。これからもよろしくね…。
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